子どもの歯ぎしりはそのままで大丈夫?大人の歯ぎしりとの違いは?|大府市のおかだ歯科・矯正歯科クリニック|大府市の歯医者|おかだ歯科・矯正歯科クリニック

愛知県大府市柊山町4丁目41

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子どもの歯ぎしりはそのままで大丈夫?大人の歯ぎしりとの違いは?|大府市のおかだ歯科・矯正歯科クリニック

🦷はじめに

寝ているときに「ギリギリ…」と歯をこすり合わせる音。お子さんの寝顔を見ながら、気になってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
「このままで大丈夫?」「大人みたいにマウスピースが必要?」
実は、子どもの歯ぎしりは多くの場合、心配いらない生理的なものです。ただし、注意が必要なケースもあります。


🦷子どもの歯ぎしりの原因とは

子どもの歯ぎしりには、いくつかの原因が考えられます。

あごの成長・かみ合わせの調整
 乳歯や永久歯が生えそろう途中で、自然にかみ合わせを整えようとする動きです。

歯の生え変わりによる違和感
 歯の高さが変わることで、無意識にかみ合わせを探るような歯ぎしりが起こることも。

心理的なストレスや日中の緊張
 幼稚園や学校での新しい環境、人間関係などがきっかけになる場合もあります。

多くは一時的で、成長とともに落ち着いていきます。

  子どもの歯ぎしり 大人の歯ぎしり
原因 成長・歯の生え変わり ストレス・かみ合わせ・生活習慣
時期 一時的(成長過程) 慢性的になりやすい
影響 ほとんど心配なし 歯のすり減り・顎関節症などのリスク
対応 経過観察が中心 マウスピースなどの治療が必要なことも


🦷こんなときは歯科で相談を

次のような場合は、一度歯科でチェックしてもらいましょう。

・歯が欠けている、すり減っている
・顎を痛がる、口が開きにくい
・日中も歯をくいしばっている
・長期間(半年以上)歯ぎしりが続いている

歯科では、かみ合わせの確認や成長のバランスを見ながら、必要に応じて軽いマウスピースなどを提案することもあります。


🦷まとめ

子どもの歯ぎしりは、ほとんどの場合「成長のサイン」です。
ただし、歯や顎に影響が出ていないかを早めにチェックすることで、安心して見守ることができます。
気になる場合は、一度歯科医院で相談してみましょう。


愛知県大府市柊山町四丁目41
おかだ歯科・矯正歯科クリニック
歯学博士 歯科医師
岡田 良太